前出のCさんがロンドンを満喫中、ロンドンのボンドストリートにオープンした
世界一大きな規模のシャネル・ファインジュエリーに招待をされたようで、
写真付きのゴージャスで新鮮なLINEメッセージを受信した。
「VIPルームでペリエジュレのロゼとともに・・・」と、
リュクスなCさんが優雅にショッピングを楽しむ様子が目に浮かぶ。
(コピーライトの都合で、画像は出せませんが・・・)
Cさんは、イギリスの高級リゾート地チェルトナムへ留学した経験があるが、
バイタリティがあり、地元のレストランでアルバイトをしていた。
彼女は、初対面でもすぐに打ち解けてしまう人懐こい性格で、
旅行の度に友達ができ、世界中に知り合いがいるという幸運な人。
彼女といると、オープンマインドの大切さを思い知らされる。
よく考えると、旅には出会いがつきものだ。
新婚旅行のミラノで道を聞いた時に親切にしてくれたおじさん、
ミュンヘンの電車の中で話がはずみ、ホテルまで私と両親を送ってくれた青年、
エディンバラのバスツアー集合場所で写真を取り合い、メル友になった女性、
ローマのレストランで隣に座り、名刺交換したアメリカの大学教授のマダム、
そして私の英国留学で疎遠になったアメリカのホストファミリー・・・
色々と出会いがあったのに、私は旅を終えるとメール無精になってしまう。
Cさんをみていると、一期一会を大切にする姿勢と、
彼女の愛らしい人間力を見習わずにはいられなくなる。
旅行で得られるのは、感性や安らぎだけでなく、一生ものの出会いもあるから。