渡航先を決めたら、航空会社はどのように決めるかは人それぞれだろう。
私は、便利か不便かはさておきJALで行きたい、根っからのJAL愛用者。
今は鶴の翼トレードマークは復活しているが、
数年前に一度トレードマークが変わることになり、ラストフライトが注目された。
TVのニュース番組では、大勢のJALファンが見送りにかけつけていた。
すると、年配の男性が、「私は留学でお世話になったのも、
初の海外出張もJALでした・・・」と、涙ぐんだ。
私も全く同じで、もらい泣きしそうになった。
大学時代や留学中は、もちろんエコノミー。
でも、ある時、ロンドンからビジネスクラスのSEASONSに乗り、
男性のキャビンアテンダントの方の
心温まるホスピタリティに感激したことを強烈に覚えている。
様々なワインの詳しい説明とともに、さりげなくすすめてくれて、
ついつい飲み過ぎてしまったほど。
その数か月後、大人気の某アジア系航空会社のビジネスを
少しの追加料金を支払って利用した際、
モデルのような美女の客室乗務員に少し意地悪をされた。
その航空会社のステイタスも持たず、安く利用しているので、
食事の種類を選ぶ権利は与えられなかったのは仕方ないが、
もう少し気持ちよく対応してくれていたら、嫌な印象も残らなかっただろう。
そのギャップからもやはりJALが好きという気持ちが高まったのかもしれない。
今では、夫婦揃って、どこへ行くにもJALを利用している。